2001年9月11日、アメリカ合衆国で航空機を使った4つのテロ事件が発生し、全世界に衝撃を与えた。![]()
ハイジャックされた4機の旅客機のうち、2機がニューヨーク世界貿易センタービルに突入し爆発炎上した。1機はアメリカ国防総省本庁舎(ペンタゴン)に激突し、残る1機は犯人側の想定していた目標に到達せず、ペンシルベニア州シャンクスヴィルに墜落した。
旅客機が突入したニューヨーク世界貿易センタービルは、残存ジェット燃料の延焼による大火災となった。
火災の熱により鉄骨はその強度が著しく低下し破断各所で破断、タワーは強度を失い上部から砕けるように崩壊した。![]()
その様子は全世界にテレビ中継されており、大きな衝撃を与えた。
4機のうち、最後に墜落したユナイテッド航空93便では、ハイジャックされた後、乗客がハイジャックが自爆攻撃の一環であると悟り、93便の奪還を図ったものと考えられている。
【ユナイテッド航空のボーイング757-200】![]()
この様子は、映画「ユナイテッド93」として2006年に公開されたが、細部は脚色されているようだ。
機密指定の解けた資料のなかには、乗客の撮影した映像も含まれ、これらを元に再考する動きもある。
【動画】

結果的に、航空機の乗員乗客、及び突入地点での人的被害は、死者2749人にものぼった。
事件の背景には、アメリカと、それに敵対するオサマ・ビンラディンの構図が見えるのだが、アメリカ国民は合衆国本土での甚大な被害に強い衝撃を受けた。![]()
現在、現場となったビルの跡地では再開発が進み、人々の暮らしも以前の活況を取り戻しているように見える。
だが、志望者の遺族の悲しみ、1100人以上と言われる遺体なき死者の無念は消えることはなく、発生後の救助作業で有毒物質の後遺症に悩まされているのも多い。
アメリカ同時多発テロ事件は、流れる歳月とともに多くの問いかけを残しているといえるのではないだろうか。